ゴキブリだって本位じゃないよね、ただ通っただけだよね。

夏になりますと本当にどっから出てくるのでしょうか。

虫が。主に黒いあの子が。

昆虫には詳しくないのでゴキブリに属してるのかさえ分からないのですが、我が家に出るのは蟻くらいの大きさのゴキです。
白い筋みたいのが入ってるんですが、動き方や触覚の長さが、ゴキブリにそっくりです。 

例年通り、しかも家に一人で居るときに出くわしてしまいました。

レンジ側面を這っています。

なんでわざわざ白いレンジを歩くねん、目立つやんっと見つけた事を後悔しながら、ゆっくりと殺虫スプレーを装備します。

自分に見過ごせる心の寛容さがあったらこんな憂鬱な気持ちにならずに済むのにと思いつつ、スプレー先端をゴキブリに合わせました。

ピタ。

その瞬間トリガーを引くのを躊躇しました。

今まで触覚をワサワサ揺らしながら動いてたゴキブリが、ピタッと止まりこっちに体を向けて停止したんです。

目がどこについてんのかも知らない私でしたが、明らかにこっちを見て訴えてるような意思を感じたのです。

「嫌だ、止めて」

もうそう言ってる様にしか聞こえなくて、居たたまれない気持ちが襲いました。

私は殺虫スプレーをティッシュに持ち替えます。

「逃がしてあげるから、この上に乗って」

自分でも何をファンタジーぶってんねんと内心ツッコミまくりでしたが、ファンタジーは続きます。

ティッシュに乗ってきたんです。

マジですヤバイです。だってそんな事ある!?

たまたまにしてもそんな乗ってくれたらもう逃がすしかないじゃないですか。
落ちないように急いでベランダから外に放しました。
何でか心臓バクバクしてました。

そんな事があって以来、益々ゴキブリには会いたくないと思う様になりました。

会わなければ殺虫スプレーもいりません。今年はどうかせめて家の中にだけは入ってこないでと願うばかりです。脱毛ラボ 48カ所