10月16日の東京株式本則市場は、9月訪日外国人客が減少となるも個人投資家や短期筋の買戻しで反発

10月16日の東京株式本則市場は、日経平均が前日比277円94銭高の2万2549円24銭、TOPIXは前日比12.47ポイント高の1687.91ポイント、東証二部指数が前日比6.38ポイント高の7122.10ポイントで終え、日経平均は高値引けとなっています。

 東証一部の規模別指数は大型株の戻りが顕著となり、前日比で大型株指数が1.15%高、中型株指数が0.29%高、小型株指数が0.10%安となりました。また、東証一部上場企業2109銘柄中、値上がり数が1112銘柄、値下がり数は910銘柄、変わらずは87銘柄となりました。33業種別指数ランキングは、鉱業、不動産業、鉄鋼、海運業、非鉄金属がトップ5に入り、ワースト5に精密機器、サービス業、空運業、パルプ・紙、小売業がランクインしました。

 日経平均を対象としたオプションから算出される日経平均VI(ボラティティー)が下落したことや短期の戻りを狙った個人投資家や午後からの短期投資家の買いにより上昇しました。

 一方で、16日に日本政府観光局が発表した9月の訪日外国人客数は、香港や韓国、中国、台湾、イギリスからの訪日客減少もあり、前年同月比5.3%減の216万人となったことで資生堂やユニ・チャームなどのインバウンド銘柄が下落しました。また、1987年のブラックマンデーや2003年のように、今年の株価は10月がピークではないかとの見方が出てきていることも相場に影響してきつつあるようです。

 東証一部では、ソフトバンクグループやファーストリテイリングが上昇したほか、NTTによる完全子会社化を目的とした、1680円でのTOBが発表されたNTT開発やゲームセンター景品の企画・販売のエスケイジャパンがストップ高となり、前日に決算発表を行ったセラクが急騰しました。反対にヨシムラ・フード・ホールディングスがストップ安740円で引けています。

 東証二部上場503銘柄のうち、202銘柄が上昇し、194銘柄が下落して取引を終えており、鉄人化計画やトーヨーアサノ、TBグループ、野崎印刷紙業がストップ高を達成する一方で、サイバーステップがストップ安となりました。